なぜ三京建設はコンクリート厚20cmにこだわるのか
RC(鉄筋コンクリート)造の建物を計画する際、多くのお客様から 「コンクリートの厚みはどれくらいですか?」 というご質問をいただきます。
実は建築基準法では、壁や床のコンクリート厚は12cm以上とされています。 つまり、法的には12cmでも建物は成立します。
それではなぜ三京建設では、壁や床のコンクリート厚を20cm標準としているのでしょうか。 今回はその理由についてお話ししたいと思います。
見えない部分こそ建物の品質を左右する
建物を見学すると、多くの方は外観や内装に目が向きます。
しかし実際に住み始めてから満足度を左右するのは、完成後には見えなくなる部分です。
その代表例がコンクリートの厚みです。
厚みが違うだけで、
- 遮音性能
- 耐久性
- 居住性
- 将来の資産価値
に大きな差が生まれます。
最大の理由は「遮音性能」
三京建設が20cmにこだわる最大の理由は遮音性能です。
住宅でも賃貸住宅でも、入居後の不満として多いのが「音」の問題です。
- 上階の足音
- 椅子を引く音
- 物を落とした音
- 生活音によるストレス
生活音によるストレスは想像以上に大きなものです。
特に賃貸マンションでは、 「思ったより音が響く」という理由で退去につながることもあります。
コンクリートは厚くなるほど音を伝えにくくなります。
そのため三京建設では、快適な住環境を実現するために20cmを標準としています。
厚いコンクリートは安心感にもつながる
RC造の魅力は重厚感にあります。
壁や床に十分な厚みがあることで、 「しっかりした建物だ」という安心感につながります。
建物は何十年も使い続けるものです。
だからこそ、目先のコストだけで判断するのではなく、長期的な視点が重要だと考えています。
もちろんコストは上がります
コンクリートを厚くすると、使用するコンクリート量が増えます。
また建物全体の重量が増えるため、基礎や杭も大きくなる場合があります。
結果として建築費は上がります。
しかし私たちは、 「安く建てること」よりも「長く快適に使えること」 を重視しています。
将来の資産価値にも影響する
建物は完成した瞬間から価値が変化していきます。
だからこそ私たちは、建てた後のことまで考えて設計します。
遮音性能が高く、住み心地の良い建物は、住宅としても賃貸物件としても評価されやすくなります。
結果として長期的な資産価値の維持にもつながります。
まとめ|見えない部分へのこだわりが建物の価値をつくる
建物の価値は豪華な設備やデザインだけでは決まりません。
むしろ大切なのは、完成後には見えなくなる部分へのこだわりです。
三京建設では、法規上の最低基準を満たすだけではなく、 長く快適に暮らせること、将来も価値を維持できることを大切にしています。
コンクリート厚20cmへのこだわりも、その考え方のひとつです。
これから住宅や賃貸マンションをご検討の方は、 ぜひ「見えない部分」にも目を向けてみてください。
ご計画の段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
